アラフィフの20代前半頃ってちょうどバブルの頃。
私は田舎の方に住んでいたので、残念ながらバブルの恩恵は実感としてはないのです。
でも東京に住んでいたお友だちに聞くとそれはすごかったらしい。
夜更けまで飲んでいて終電を逃すとタクシーがつかまらなかったので、札束を見せて無理やりタクシーを止めるとか、そういうツワモノたちもいたっていう話しはよく聞きます。
信じられない時代!
もしかしたら現在のアラフィフの魅力って、そのころに土台を培われてきたものかもしれませんよね。
そんな世の中全体がバカバカしいような時代に青春を謳歌してきたアラフィフって、今はどう恋愛を楽しんでいるのでしょうか。
アラフィフ女性のバブル期の恋愛事情
お相手を選び放題だった時代にうまく選ぶことができなかったのが現在独身のアラフィフたち。
不器用なあなたは嫌いじゃないけど、アラフィフになるまでひとりで何をしてきたの?って言われませんか。
実は私はよく聞かれたりするんですが、そのなかで「結婚したことないなんて変わってるね」って言葉を投げかけられた時はさすがにカチンときて、思わず「あなたに迷惑かけてませんから!」と、言いそうになったことがありました。
私のお友だちはもっとひどくて「結婚しないなんて欠陥品だね」と言われて激怒してました。
生活の在り方も多様化しているので、言いたい人には好きなことをいわせておいたらいいわ、と考えていますが、一時期勝ち組負け組なんて言葉が流行っていたこともあり、その影響もあるのだろうと思います。
アッシーくん、メッシーくん、ミツグくん、なんて呼ばれる男性たちを便利にコントロールしていたモテモテのアラフィフももちろんいたはず。
世の中全体がうかれていた時代、お金のある学生たちはあちこちで合コンして彼氏・彼女を見つけて別れて、そしてまた新しい恋を見つけてっていうように軽やかに恋愛を楽しんでいたことでしょう。
その頃モテモテだったアラフィフたちは、現在は悠々自適の奥様が多いのではないでしょうか。
でもなかにはモテモテ過ぎて婚期を逸していたり、雑誌「Hanako」の影響で自分磨きに走り過ぎて、好きなことをやって自由に過ごしてきたアラフィフも多い。
ちょうど女性総合職がその時代に登場した頃でもあり、男性社会の中でがんばろうとしていたアラフィフもいたはず。
適齢期に結婚したアラフィフたちも、実は既婚者でありながら恋愛を楽しんでる、っていう可能性も十分ありますね。
50代になってからの恋ってどうなの?
実際、いくつになっても恋はしていたいっていうのが本音。
でも若い時ほどお相手を探すのは容易ではありませんから、本来なら選り好みしている場合なんかじゃないんです。
でも悲しいかな、恋人が見つからないアラフィフほど選り好みしている傾向。
選り好みなんてしてません、っていうかもしれないけど絶対してるの。
選り好みしていないなら、顔には普通に目と鼻と口と耳がついていれば問題はないはず、なのにやっぱり目が大きくて鼻筋が通ってる人とか背の高さとかビジュアルはこうでなくちゃ、とか自分でブレーキをかけてるんです。
実はこれ、私が知り合いの尊敬できる先輩に言われた言葉です。
しばらく一緒にいたら慣れるんだから、それでどうしてもダメだったら他の人でいいんじゃないの、って。
そうなんです、まさにそれを実行しているのが恋人に困らないモテるアラフィフ。
彼女たちにももちろん好みはあるでしょうが、とにかく自分に対して好意を寄せてくれる男性に対し、素直に感謝して彼のことを知ろうとするんですね。
それがたとえ自分の好みではない男性だとしても、まずは彼のことを知る、結論はその後!
友人のオリカさんもモテるアラフィフのひとり。
現在10歳年下の彼と付き合っていますが、常日頃からオリカさんに聞かされていた彼女の好きなタイプの男性とはまるで違うんですが、そこはさすがのオリカさん。
彼からの積極的なアプローチと毎日のLINEのやりとりで、1ヶ月も経たないうちに彼との交際を決めて、今は毎日が楽しいラブラブ状態です。
お付き合いをしていくほど彼の優しさがわかって、自分をとても大切に思ってくれている彼に対して毎日感謝の気持ちでいっぱいなんだそうです。
また別のお友だちは、12歳年下の彼とお付き合いをしています。
さすがに12歳は彼女も抵抗があったようですが、年齢はただの数字だから気にする必要はこれっぽっちもない、っていう彼の言葉を信じてこちらも楽しそうに過ごしています。
まとめ
頭の中で思い描いている理想の男性って現実にはいないってことをホントは理解しているのに、いまいち一歩が踏み出せないでいるあなた。
ためらっている原因は実は過去の恋愛のトラウマだったり、恋愛に対して少し臆病になり過ぎて、理想の人が現れたらそんな不安は解消するに違いない、ってもしかしたら自己暗示にかかっているかもしれませんよ。
新しいことを始めるのは勇気がいることですが、現状を変えてこそ、その先にある楽しいことが引き寄せられる気がします。
新しい一歩を踏み出すために、今度誰かがあなたに声をかけてくれたなら、迷わずお誘いにのって楽しんでみましょう。
<応援よろしくお願いいたします>